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2018年 3月 7日 【必読】たった1日で偏差値を5以上上げる方法
下の問題を考えてみてください
この問題、実は細かい要素を考えると「100%こっちが先にゴールに辿り着く」と断言はできないのですが、一般的に考えると、「勝つ方が決まっている」問題です。
勘のいい方はわかったかもしれませんね。
答えはAくんです。(←カーソルをドラッグすると答えが出ます)
回答のポイントは「加速」
「なんで95メートルしか走らないBくんが負けて100メートル走るAくんが勝つんだよー」
と納得できないキミ。それは走る際に「加速」の力が加わるからです。
確かに5メートル長く走るAくんはBくんよりも単純に走る距離が5メートル長いので、不利のような気がします。
しかしこれは「AくんはBくんと比べて5メートル分の加速力を得る」とも言えるのです。
物理を詳しく勉強している人はよくわかると思いますが、加速した人の走るスピードはぐんぐん上昇します。
結果、ゴール手前でギリギリBくんのことをAくんが追い越すことができるのです。
勉強にも継続すると「加速」します
「学力の伸び方」という話を聴いたことがありますか?学習量や時間と学力の向上がどのように関係しているのかを表したグラフを見たことがある方もいると思います。学力は、
このような正比例の上がり方をしません!
これはかなり重要なことなので覚えておいてください。
学力は以下のように向上します。
とよく言われますが、上のグラフのように学習を初めてからすぐには学力が上がらず、それでも継続して勉強を続ければあるときを境にぐんぐんと成績が上がっていくものなのです。先程のAくんと同様、基礎学力が固まり始めると一気に学力も加速して上がっていきます。
1日の遅れが偏差値を5左右する?
・・・っと聞くと、「ウソつけー!」と思う方もいるかもしれませんが、
上で「学力は指数関数的に加速して伸びる」という事実を知った皆さんはそんなことは言いませんよね?
最後に下のグラフを見てください。受験勉強を1日始めるのが遅くなった場合、学力の伸びがどのように変わるかを再現したグラフです。
そうです。
受験勉強開始当初は一日で伸びる学力は微々たるものです。だから3/31に学習を開始した人と、4/1に学習を開始した人の学力の差はその段階ではほとんど現れません。
しかし、基礎学力が固まり、知識と知識が結びつき始めると、
1日で伸びる学力は日に日に大きさを増します。これが重なると結果的に、
たった1日のスタートの遅れが、とてつもない学力の差(グラフで言えば偏差値で6程)を生むことになるのです。
1日で偏差値を5以上伸ばす方法は・・・
思い立った今日この日から、大学受験に向けた勉強を始めることです。
なんだそんなことかよー!!
とか言っちゃだめですよ。「たった1日」を大切にしない人は、志望校の前日に、
「あと1日あったら〇〇も勉強できたのになー・・・・」
とか言うものです。
まだ受験勉強を本気で始めることができていない受験生、部活が忙しくてなかなか勉強が手につかない高校1・2年生のみなさん、
「たかが1日」がみなさんの志望校合格をいい方にも悪い方にも左右するのが大学受験です。
今日、この記事を読んでくれたキミは1日も早く本気の受験勉強スタートをして下さい。全力で応援しています。