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2020年 8月 26日 私が大学で学んでいること~法学部編~

みなさんこんにちは!担任助手の逢坂です。

もうすぐ9月ですね?今年はもう新学期が始まった人も多いのではないでしょうか??

私の大学は9月16日から再開しますが、法学部は少人数授業がないのできっと後期もオンライン、、また1人でパソコンと向き合う日々が戻ってくると思うと何とも言えない気持ちです。1日フルで授業があって、朝も早起きで、、大変なことは多いと思いますが、友達と一緒の空間で授業が受けられるのがうらやましい!

そんなこんなで、今日は私が大学で学んでいること~法学部編~についてお話しします。久々のブログ担当でドキドキですが頑張ります。(笑)

 

 

法学部では、その名の通り法律を学んでいます。

よく言われるのが「六法全書暗記するの?」とか「法律全部覚えるの?」とかですが、さすがにそんなことはしません!(頭がパンクしてしまいます、、)

一言で「法律を学ぶ」といっても、ただ覚えるのではなく、ある法律に対して書かれている言葉の定義を明らかにして様々にある法解釈を検討したり、法律を現実に起こった出来事にどのように当てはめていくかを学んだりしています。

例えば、刑法199条は「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する」とされていますが、ここでいう「人」の範囲にお腹の中の子供は含まれるのか?とか、そういうことを学んでいます。ちなみにこれは、刑法なので胎児の体が母体から一部露出した瞬間から「人」として定義される「一部露出説」が適用されますが、民法では胎児が母体から完全に露出して初めて「人」として定義される「全部露出説」が適用されるんです!法律によって同じ言葉の定義が違うなんてすごくないですか???

大学一年生は六法の中でも民法、憲法、刑法の3つの基礎について学んでいて、法解釈の他にも、特に憲法は成り立ちや歴史も学んでいます。

また、昔の法律が読めるようになるために旧字の速記の文献を読む授業(これはある意味古文より難しいです)や、法律を学ぶための基本的な内容(どの法律でも使われる「又は」「若しくは」などの言葉の言い回しの説明など)を学ぶ授業、英語(日本の法律と世界の法律の違いを英語で読んだりします)、第二外国語(私は中国語選択ですがこれがまた発音が難しい!)、体育も(なぜか)必修です。

 

必修科目はこんな感じです。他にも「教養科目」というのがあって、自分の学びたい内容を、文理や学部にあまり関係なく好きに選択することが出来ます。私は生物が好きなので「生命と人間」という授業と、思想や心理に興味があるので「社会思想史」をとっています。

生命と人間」では生命の誕生や死などを生物学的な視点から学びますが、人工授精や脳死などは法律の分野にも関わることなので、違う分野の考え方から学ぶことで視野も広がる気がします!

社会思想史」はそのまま、社会思想の運動の歴史を学ぶのですが、ただ運動の歴史としてとらえるのではなく「その時代に選択されなかったが確かに存在した選択肢」としてとらえる、という新しい考え方が学べたので個人的に取ってよかったなと思っています。女性の権利解放運動やLGBTの運動などは現在にまで続く内容でもあるし法律にも関わってくるので、その点でも学ぶ価値を実感しています。

 

こんな感じです!大学での勉強はそもそも自分の興味のある学部に行くので自分の興味のあることだけを学べるし、だからといってその分野だけでなく他の分野からも幅広く選択して学べるので、モチベーションが尽きなくて、何より勉強していて楽しいです!!法学部は特に、内容が日常に深く関わっているので日々ニュースを見ていてもわかることが増えるし、報道される事件一つとっても見方が今までとは変わります!

 

学受験までの勉強は正直将来何の役に立つのかわからない、、と思うこともあると思いますが、大学の勉強はそんなことないです。

大学に入ったら楽しいことがたくさん待っています!大学生活を最高にエンジョイするための最後のひと踏ん張りだと思って、受験生生活も後半戦に差し掛かってきましたが、最後まで駆け抜けましょう!

 

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